2012年度入試説明会(東京女子医科大学)体験記

10月22日(土)、東京女子医科大学医学部の入試説明会に参加してきました。
山手線内に位置している河田町キャンパスは敷地が広いため最寄りの都営大江戸線若松河田駅から建物へは少し歩きます。付属病院への都営バスが3~5分おきに発着しており、それらは新宿駅、四ッ谷駅、高田馬場駅、九段下駅他いくつかの駅を経由しているため、通学には不便はないかと思われます。

受付で資料を配布していましたが、同時に過去問と願書も販売していました。

東京女子医科大学弥生記念講堂のステンドグラスがとても上品でした 会場に入ると正面に大きなスクリーンが用意されていましたが、左右上部スペースには美しいステンドグラスが輝き、壁の色もやさしいイメージのベージュで、とても品のよい講堂でした。
正面には本日をお話をされる教務委員の吉岡副理事長、大澤医学部長、川上学生部長、司会の田野井学務部長の4名がすでに着席されていて、参加者も緊張した雰囲気の中 説明会が始まりました。

先生方は自己紹介の後は席を移動され、大澤医学部長のご挨拶から始まりました。

1900年(明治33年)に創立された東京女医学校を母体として 1952年(昭和27年)に設立した東京女子医科大学は、「精神的・経済的に自立し高い志を持って世の中に貢献する婦人を育成、輩出する」という明治当時創立の主意をもって現在に至るまで建学の精神としているそうです。
創立当時と変わらぬ理念「至誠と愛」はすべての場において必要とされる「誠実さ」と「慈愛」の精神だそうです。(あとで説明されましたが)多岐にわたるカリキュラムや施策によるさまざまな取り組みによって、この大学に学び、働く、社会に貢献する女性を応援してくださるそうです。

次からは学生部長、副理事長、学務部長から順に学生生活や教育、入試に関してのお話がありました。

教育の特徴
 充実した医学教育の一例として、12もの海外の大学と提携し交換留学を行っており、5分の1の学生が短期留学を経験しているそうです。
 豊富な教育ソースとして河田町の病院をはじめとして、青山や八千代などいくつもの地域医療の機関病院、がんセンターを始めとする研究施設を所有。河田町の女子医大病院は2000床、一日に5000人の外来患者を受け入れる巨大病院!全37診療科もあり、実習の現場に困ることはありません。
 東医体の大会への参加を始めとしてさまざまな部活動も盛んで、学業だけでなく学生生活もエンジョイする環境が整い、ほとんどの学生が参加しているそうです♪

教育の目標
 卒業までに身につけなければならないことはたくさんありますが、特に大切なこととしてあげられたのが下記の点です。
 医師としての基本的な知識・技能を持つ
 医師として考え、判断、決断する
 医師としてのふるまい、社会に貢献するという気持ち
 基本的な知識や技能は言わずもがなですが、社会に貢献するという気持ちを忘れず、襟を正して振る舞うことができ、治療に際してその身につけた知識と患者さんの気持ちとさまざまな条件をもとに判断、決断しなければならない状況に対応できる、そして女性らしい優しさ慈しみ配慮をもってそれらの行動をできる医師を育てることが目標だそうです。

カリキュラムの概要
 医師としての知識や技能、国際医学英語に至るまで、医学的な教育はもちろんですが、人間関係教育を重視しているそうです。
 東京女子医科大学の人間関係教育の特徴として、
 1年生 外来患者の付き添いをして医療現場をいち早く体験する機会
 3年生 地域で開業、勤務されている女性医師のもとでお話を聞いたり体験する機会
 1、5年生 学内の女性医師、看護師、職員など医療に携わり働く女性のキャリアについて学ぶ機会
 チュートリアルでの学習時にも、単に治療視点だけでなく、患者さんの幸せを考えながら学習するなど、女性ならではの取り組みや視点での医療に対する体験の機会を設けているそうです。

新カリキュラム
 平成23年から取り組んでいる新カリキュラムが「MDプログラム2011」だそうです。これまでのカリキュラムをより6年間全体で取り組み、卒業時の目標を明らかにして、1年生から積み上げていくプログラム内容とした統合カリキュラムです。
 MDプログラム2011はこちらのURLでpdfを見ることができます
 → http://www.twmu.ac.jp/images/twmu-img/joho-kokai/syllabus1.pdf

環境
 全国の医科大学で唯一、医学部長、病院長が女性医師というのも特徴のひとつで、医師1608名中633名、25%が女性だそうです。
 女性は 就職・結婚・出産・育児などのライフイベントでも男性とは違った選択を迫られますが、すべてのライフイベントはキャリア形成に影響すると考える東京女子医大では、「男女共同参画推進局」「女性医師・研究者支援センター」など働く女性を支援する取り組みがあり、保育支援授業、勤務体系の見直し、キャリア形成支援事業など、女性が生涯働くことを支援しているそうです。
 学内(病院)に保育施設があるのも女子医大ならではだそうです!女性が安心できる環境で学ぶ(働く)ことができるようにという建学精神に基づく取り組みですね。

入試情報
 出願期間、試験日
  平成24年度は編入学試験は実施しないそうです。
  指定校推薦入試は9~10月に終了
  推薦入試は11/11(金)が出願締め切り、書類選考で二次試験へ
  一般入試は年明け1/5(木)~1/19(木)に出願受付
   一次試験日1/30(月)試験会場は全員新宿京王プラザホテルだそうです。
  試験日程や試験科目の詳細ははHPでご確認いただけます
  → http://www.twmu.ac.jp/medical/ent-medical.html
 特待制度
  これまでの特待制度に加えて、平成24年度より一般入学試験合格者の成績上位20名に対して
  初年度納入金のうち授業料と実習費の400万円が免除される特待制度を新設
 補欠合格
  例年50番前後までが繰り上げ合格となっていますが、絶対ではありません。
 受験生・合格者の構成
  年齢など全く考慮に入れていないので、多浪や社会人受験が不利ということはないそうです。
  現在、最高齢40代の学生も頑張っているそうです!
 寄付金などの注意点とお願い
  ☆女子医大では文科省の指導の下、寄付金に関しては入学式を終えて4月下旬から
   お話させていただきますので、それ以前に連絡などがありましたらそれは詐欺ですので、
   速やかに医学部学務課までご連絡ください!
  ☆入学試験前の大学関係者への連絡は止めていただきたい
   (不正があるのではとお互い疑われないためにも守って欲しい)、
   何か問い合わせは必ず医学部学務課へお願い致します!
  …不正や犯罪のないように厳正に公正に対応しているそうです!!

 求める人材として必要と考えるポイントは「生涯医師を続けようとしているか」「困難を乗り越える柔軟性があるか」「社会貢献をする積極性を持っているか」をあげていました。
 『本学の理念である「至誠と愛」に賛同し、医師となるだけでなく
  女性医師として社会に貢献する気持ちを持った方にはぜひ本学を目指していただきたい』

とのことでした。
10/28~29に行われた学祭で公開チュートリアルや学生による受験相談も行われたそうです。
いつでも疑問に答えてくださるそうですので、遠慮なく問い合わせをして欲しいそうです。

  問い合わせ先
  東京女子医科大学 学務部 医学部学務課
  〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
  電話 03(3353)8112 内線22112~4 / 03(3341)7318(直通)


東京女子医大の受験勉強なら、合格者を輩出している私たち医学部予備校アイメディカまでお問い合わせください。

2012年度入試説明会(日本医科大学)体験記

医学部予備校アイメディカ   http://www.ai-medica.jp では  医学部を目指す皆様に 各大学を詳しくご理解いただきたいと考え、遠距離で説明会にご出席できない方に変わって説明会に出席し、中身を詳しくレポートしております。

9月17日(土) 秋暑のなか、日本医科大学のオープンキャンパスに参加してきました。
付属病院前までのバスを利用すると便利ですが、地下鉄の千駄木、根津、東大前それぞれの駅からは徒歩7~10分です。
会場となったの教育棟前の広い敷地は付属病院の新設工事中で、大型のダンプが出入りするなど気をつけなければなりませんでしたが、将来実習も行われる新病院は竣工が楽しみです。

受付でエコバッグに入った資料を受け取り講堂へ向かうとほぼ満席に近い状態でした。

オリエンテーションの最初は、学長である田尻先生からのご挨拶でした。
歴史
日本医科大学の創立は1876年、伝染病の流行をきっかけに長谷川泰先生設立の済生学舎がもととなっているそうです。
野口英世をはじめとする数多くの医学者、研究者、医学教育者、医政従事者を輩出し、東京医科大学、東京女子医科大学も日本医科大学からの分流なのだそうです。
学是「克己殉公(こっきじゅんこう)」自分に打ち克ち、わが身を捨てて人々のために尽くすことが医道の本質=医師として最も大切なことと考えているため「この意思のない方は本学を志して欲しくありません」とはっきりおっしゃっていました。
また、教育理念として「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」を掲げているそうですので、 「本学を志望するみなさんにはそういう覚悟(克己殉公)を求めたい。また、そういう覚悟を持って入学してきた皆さんに対して、本気で教育します。」と力強く約束されていました。
最後に、「人の命を預かることの素晴らしさ、人の病を克服するお手伝いができることに、心を震わせながら毎日を過ごしましょう。君たちの医師になるという高い志の元に待っています!」と締めくくられていました。

入試カリキュラムの紹介
学長のお話の後、入試カリキュラムについて簡単に説明がありました。手元に配布された入試要項をご覧ください、と言った具合の簡単な紹介でしたが、同じものがHPのPDFファイルで確認できます。
一般入試の一次試験は平成24年2月1日(水)。会場は今年度も、日本獣医生命科学大学と日本赤十字看護大学の2会場で行われるそうです(会場は受験票が手元に届いたときにわかるとのこと)。
奨学金制度も充実しており、自治体との連携による奨学金ばかりではなく、父母会も含めると日本医科大独自の奨学金制度が3つもあるそうで、医学を志す学生支援体制は万全のようです。

模擬講義
オリエンテーションの後は模擬講義がありました。
救急医療の最前線でご活躍の、日本医科大学 救急医学講座主任(教授)でかつ救命救急センター部長でいらっしゃる横田裕行先生の「救急医療は医療の原点です」と題してのお話でした。
日本医科大学は4つの付属病院(千駄木の付属病院、武蔵小杉病院、多摩永山病院、千葉北総病院)すべてに救命センターがあり、救急救命に大変力を入れているそうです。
大学での救急救命に関しては 現場から遺伝子レベルまで32時限の講座があるそうで、3年生で心マッサージの実習もあるそうですが、座学のみならず積極的に実際の現場で患者さんと接することで学べることも多いのだそうです。
救急救命の実例として紹介があったのが、心肺停止についてです。心肺停止数の2009年の日本統計は115,250人~つまり1000人にひとりの割合で発生しているのです。(うち年間400人は日本医科大学の救命センターに運ばれたそうです)また、その後の統計で1ヵ月後生存率は11%…まだまだ救える命がある、とこれからの課題も多いそうです。
今年の震災では日本医科大学の医療チームももちろん出動。バイオテロ対策の除洗装置つきのドクターカーDAMTチームも出動し、泥や塵灰にまみれた被災地で大変評価されたそうで、東京都では少しグレードは下がりますが、同様のドクターカーを10台今年度中に都内に配備することに決定したそうです!素晴らしいですね!
5~6年生の有志も311の現地に赴き、実際の現場での厳しさに直面しながら治療・救護にあたったそうです。すべての人を一度に診ることはできないので全員瀕死で重傷なのに治療の優先順位をその場でつけなければならなかったり、停電のため人工呼吸器の停止で手動のキーバックで生命をつながなければならなかったり…2004年インドネシア地震での津波被害、2008年岩手宮城内陸地震、2008年秋葉原無差別殺傷事件等さまざまな現場に出動するなかで、救いたい気持ちと救えない現状にたとえ強い気持ちで臨んだスタッフ・学生でもPTSDになってしまうこともあるのだそうです…。
助かる人と助からない人…すべての成分分析を行い遺伝子レベルまでの研究で、より高い生存確率の救急救命を行うために多くの人々が日夜研究努力を続けているそうです。日本医科大学ではそのためにも大学院や研究設備にも力を入れているそうです。
また教育の現場でも「学生アドバイザー」という学年を横断した担当制度があり、横田先生も1~6学年各2名ずつの12名を受け持っているそうです。
克己殉公の精神を持って「さあ、一緒に勉強しましょう!」と締めくくられました。

自由見学
教育棟で行われていた「シミュレーションラボ見学」もAEDの実技指導など興味がありましたが、施設外に出て徒歩10分弱、しばらく歩くと賑やかな根津神社のお祭りが…そのすぐ横の大学院棟で開かれている6講座を見学・体験できました。
時間的に3講座だけでしたが、解剖学(生体構造学)、生化学・分子生物学(分子遺伝学)、病理学(統御機構・腫瘍学)の3講座を体験・見学できました。
解剖学の小川先生は、自己紹介のなかで「日本医科大学は大学院での研究にも力を入れている」とおっしゃっていました。「脳とこころ」についての講義のあと、現在公開中の映画「僕たちは世界を変えることができない」の原作は教え子、登場する鬼教官は小川先生がモデル、授業資料など撮影におおいに協力したのに「ボランティアだった」とぼやきつつも映画の宣伝もされて、笑いの中講座は終了しました。
分子生物学の教室では特定の細胞・遺伝子だけをピックアップすることができるような技術を見せていただきました。目的の細胞などだけ発光させた電子顕微鏡の画像をモニターで確認させてもらい、特定の薬に対しての効き具合を判定するため必要な遺伝子配列のみ調べるという技術のための分析機械を見学させていただきました。現在の技術では遺伝子も部分測定なら2時間で分析可能なのだそうです。
病理学の講座は地下の実習室でした。広い教室では一人一人に電子顕微鏡とモニターが設置された素晴らしい設備の中、癌細胞を見せていただきました。解剖学では観察したものをスケッチして学習するそうで教室には学生のスケッチのなかでも緻密で素晴らしい”作品”というべき成果が展示されていて、誰もが感心しながら鑑賞していました。
日本医科大学OC実習室 日本医科大学OC実習室 日本医科大学OC実習室
あっという間に時間が過ぎて、終了時間を迎えてしまいました。
日本医科大学はさまざまな研究にも大変力を入れているそうで大学院棟の施設・設備や講座も充実しているようでした。「ひとつでも多くの命を救うため、生命遺伝子レベルまでの研究を」というオリエンテーションでの先生方の言葉をしっくりと理解できたように思います。

今年のオープンキャンパスは終了してしまいましたが、興味を持った方は日本医科大学のHPでもイロイロ紹介していますし、資料を取り寄せることも可能なようです。
克己殉公の精神に共感した方は、ぜひ日本医科大学を目指してください!

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2012年度入試説明会(聖マリアンナ医科大学)体験記

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小田急線の新百合ヶ丘駅から、バスで30分程度で聖マリアンナ医科大学に到着します。
 まず、聖マリアンナ医科大学は、キリスト教精神をバックグラウンドとした建学理念を持つ、日本の医科大学には珍しい学校です。なので、事前にキリスト教への理解を深めておくと良いでしょう。
 次に、早期臨床体験というカリキュラムにより、低学年の学生は教養科目だけを学ぶという一般的なカリキュラムとは異なり、1年生から医学科目を学び、また病棟に入ることもあります。そのため、入学直後から医学部生としてのモチベーションを持って学ぶことが出来るので、そういった意欲を持つ学生に向いた学校です。
 そしてOSCEでは、患者さんとの向き合い方やマナーなどもテストされます。患者さんと対話する中で、コミュニケーション能力や礼儀作法は学生時代から必要になってくるため、入学前から積極的に身に付けておくと良いでしょう。
 説明会では、聖マリアンナ医科大学は社会性を持つ人材の卵と言える学生を求めている、と説明されました。聖マリアンナ医科大学の求める理想の学生像は下記の通りです。

①素直さ、謙虚さ
医師として、人としてあるべき「嘘を付かず、誠実である」という姿勢は、どこの社会でも求められることであるように、聖マリアンナ医科大学に入学する際にも心得ておくべきでしょう。

②社会性(社会的良識)
社会的にも、特に良識が問われる医学の世界で、社会性は必要なものとされます。

③協調性
様々な科の医師が現場で医学業界では、他者との協調性が求められるようです。

④積極性
勉学はもちろん、自ら自主的に行動する姿勢が重要とされます。

⑤医学生としての意欲・目標
積極性につながることですが、大量の知識を身に付けて医師になるためには、それに耐えきるだけの勉学へのモチベーションを維持する意欲と目標が必要とのことです。

⑥自己学習能力
自ら学ぶ態度を良しとしているようで、そういった精神を試験までに養い、面接試験でもそのような点をアピールすることは、それ自体がマイナスに働くことはないでしょう。

 また試験当日は、昼食のためにレストランや売店を利用することが可能ですが、混雑が予想されるので、出来れば弁当を持参した方が良いとのことです。
 遅刻をした際にも、理由に拘わらず、試験開始から30分以内なら会場に入ることが可能です(推薦入学試験の場合は認められません)。また受験票を当日忘れてしまった場合も、入試事務室で仮受験票を発行してもらえるので、事前に入試事務室の場所を確認しておくとよいでしょう。

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2012年度入試説明会(帝京大学)体験記

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8月27日(土)、28日(日)の2日間にわたり帝京大学板橋キャンパスで医療系学部のオープンキャンパスが行われました。
帝京大学OC 医療技術学部入口受付 JR京浜東北線の十条駅から、商店街を横目に国道455号線沿いに進むとおそろいのTシャツ姿の学生さんたちが、案内看板を持って立っており、学校までの順路を誘導してくださいました。 徒歩10分ほどで只今工事中の板橋キャンパスに到着。医療技術学部前の受付で厚地の校名入りバッグと資料をいただきました。会場まで建物の中や裏を迷路のように進み、プチキャンパスツアー気分でした。
階段の踊り場には部活動やサークルの勧誘や活動報告のポスターなどが掲示されていました。
帝京大学OC 部活情報  帝京大学OC 配布資料
無料で配られていた帝京大学のロゴ入りの飲料水やシラバス(要綱)、赤本をゲット!
緊張しながら教室へ入ると説明会が始まりました。

■医学部説明会
【学生】
医学部全体で平成23年現在714名在籍しており、学年平均にすると119名ほど。そのうち留年生は学年あたり10~40名いるそうです。
多様な医学生が多いのが特徴で、文系や社会人からの入学・編入生も多く、現在35歳の社会人から入学してきた学生もいるそうです。女性の割合も30%と他校よりも多いかもしれません。
【教員数】
助教授以上の355名がおり、そのうち90%が医師だそうです。
本日お話をされている教務部長の藤森先生も付属病院の内科医をされていて、外来診療を中座して説明会に駆けつけたため、終わり次第また診療に戻るそうです。
【教育環境】
総合大学のためキャンパスは文系学部は八王子、理系学部は宇都宮、医療系学部は板橋に分かれており、現在の医学部生は一般教養は八王子で行い、3年次から板橋に戻っている。現在工事中の新校舎が竣工すれば1~6年次までずっと板橋で学ぶことができるようになります。
また、板橋で特定機能病院として1154床をもつ帝京大学医学部付属病院、市原で地域機関病院の役割を担う地域医療センター、溝の口で救急医療機関として400床を有する帝京大学医学部付属溝口病院での臨床実習などの環境も十分備えているそうです。
【教育の特色~内容】
1学年 一般教養中心の学習内容で到達度別クラス編成で理系科目の苦手だった人もここで強化!また、情報処理教育としてパソコンが使いこなせるようPC教育もあるそうです。
後期に半年にわたる解剖の授業が始まるのが特色のひとつだそうです。
2学年 教養科目も医療系の学科も加わり、学習量も格段に増えてきます。とても大切なのでみなさん机にかじりついて頑張る期間だそうです。
3学年 公衆衛生、地域医療、社会医学といった学科も学ぶようになり、後期からは臨床の現場にも学習の場が広がるそうです。
4学年 3学年後期からの学習に加え、CBT/OSCEを踏まえた学習です。
5学年 臨床学習のなかでのBSLプライマリケアや衛生公衆衛生といった現場に即した学習を進めます。
6学年 BSCや総合講義、卒業試験、国家試験を乗り越えなければなりません。
英語教育は1~4学年にわたって、倫理教育は1学年と4学年で行います。
また、総合試験を2、4、5学年で行うそうです。
帝京大学OC 会場
【教育目標】
1.自己学習(生涯学習)できる医師を育てる
2.communication、倫理性を養う
3.基礎学力・技能が all round な総合医
4.国際性(英語教育)の強化
【教育の特色~学生指導】
 1~5学年…担任制
 6学年…チューター制となり通称「尻たたき係」としてサポートチームによる個別指導が行われ、卒業試験・国家試験に備える体制は万全なようです。オフィースアワーというweb上で質問できる体制も整っているそうです。
 卒後研修~
 卒後初期研修2年間(地元に戻っての研修を除く)は 板橋61名、市原12名、溝の口19名、
 卒後後期研修(Uターンで付属病院での研修)は 板橋24名、市原0名、溝の口1名、とほとんどの卒業生が付属病院で研修をするそうです。

■6年生からの在校生講演
在校生代表として6年生の方のお話を聞くことができました。
現在卒業試験の1回目が終了し、少しだけ解放された気分で今回のオープンキャンパスをお手伝いしてくださっているそうです。
今回はご自分の経験も踏まえた入試情報や学生生活についてお話くださいました。
【入試について】
帝京大学の入試は一般・センターともに選択教科による合格者の偏りはないので、得意教科で受験するべきです。赤本で過去問にトライし、成績のよかった教科で受験するのがよいのではないでしょうか。
【面接】
1対1で5分間面接が行われます。担当の先生はフレンドリーに接してくださいますので、ぜひリラックスして臨んでください。ただし、あくまで「取りたくない生徒を落とすため」の面接です。きちんとお話できれば問題はないと思いますが、緊張しすぎて受け答えができなかったりするのはもったいないので気をつけてください。
【学校生活について】
1年生は教養課程といったカンジで机上の授業が多く、サークルや部活動に参加したり大学生生活を満喫しました。
2年生では学習量が急激に増え、覚えなければならないことがとても多く超タイヘンでした。半年間に渡り行う解剖の授業を通して献体に感謝するなど、意識が変わりました。
3年生では医療に結びつく勉強になり、医学部らしくなってきました。
4年生ではさまざまな診療科を学習、とてもタイヘンでしたが CBT/OSCE も無事合格することができました。
5年生では病院での実習です、たいへんでしたがとても楽しかったです。
6年生の現在、国家試験の勉強を進めています。また、医師の就職活動であるマッチングも進めています。
最後は「みなさん、ぜひ頑張ってください」と受験生を励まして締めくくられていました。

■入試制度について■
帝京大学OC 新校舎 入試センターの山田さんより、帝京大学医学部の入試制度について説明をいただきました。 現在建設中の校舎は11月に完成を予定しているため、入試の時には完成した姿を見られるそうです。新校舎には医療系全学年全学部を収容予定なので、現在八王子で行われている一般教養課程も2012年4月入学生からはずっと板橋キャンパスで学べるそうです。

試験や出願時の注意を詳細にしていただきました。よくあるちょっとした間違いや勘違いで、せっかくの出願や試験が無効になってしまうので注意して欲しいそうです。
【300点満点の得点】
・資料などで発表されている合格者の最低点は追加合格者の得点を含むため「合格」のためにはもっと高めの得点で判断すべし
 (「過去問を解いて最低点に到達しているからと安心しないでください。」と強調されていました。)
・センター入試での志願者が多く狭き門となっているため、センター入試を希望するなら9割得点するつもりで臨んでほしい
【受験者の内訳】
 現役3:浪人7、 男性8:女性2
【試験科目・試験日】
・出願の際に試験科目・試験日を選択することができます
 (科目を間違えた、試験日を変更したいと言う申し出は受け付けられませんので、よく確認して欲しいそうです)
【学科試験】
・試験時間は180分
・出願時の3科目を一度に渡すので、3科目の時間配分は自由にできる!
 (得意科目に時間をかけて完璧な答案にするか、苦手科目に時間をかけて少しでも高得点を狙うか、自分次第だそうです)
【面接】
・面接と学科試験は必ずセット受験すること
 (面接欠席は受験自体が無効になってしまうし、面接日の学科試験欠席も認められません
・面接日は出願時に希望をだすこと
【出願写真】
・3x3のカラー写真で近影のものを使用すること
 (学生証の写真として6年間使用するのでいい加減な写真では自分も困りますよ!)
必要書類の発行期限厳守
・調査書等…調査書などの必要書類は必ず「平成23年4月1日以降発行のもの」を用意すること
・大学入試センター試験請求票…昨年の成績で受験するときも必ず新規に請求した請求票を用意すること
 (昨年の成績のほうがよかったし古いものが余っているから使ったという方が例年多いのだそうですが、それは出願自体が無効になってしまうので書類の有効期限も必ず守って欲しいそうです
出願締切厳守
・出願開始日前提出も無効
・出願は締切日必着!
・消印が締切日になっていても無効!
願書は出したのに検定料が期日の時間までに振り込まれなければ、それも無効となってしまいます。
ちょっとしたミスで受験することすらできなくなってしまうので、出願書類の作成などは注意が必要ですね。 入試センターでは入試に関するさまざまな質問や相談を受け付けているそうですので、遠慮なく相談しましょう!

■説明会終了後のおたのしみ■
【軽食コーナー】
帝京大学OC 無料の軽食 軽食が用意されていると聞いて向かうと、おにぎりやサンドイッチ、お茶やアイスが無料で配られて 教室で自由に食べられるようになっていました。
軽食というより、しっかりお弁当でした~ごちそうさまでした!

【心肺蘇生法体験実習】
帝京大学OC 心配蘇生法体験実習 帝京大学OC 心配蘇生法体験実習
心肺蘇生法体験実習コーナーでは学生が実際に使用する人形を使って、VTR視聴&指導の下行われました。
かなり力を入れなければマッサージすることはできず、救急隊員や医師がこの大変な心肺蘇生を何十分も続けることを考えたら、頭の下がる想いとともに医師も健康でなければ…体力づくりの必要性を実感しました。
AEDは一度体験してみたかったので挑戦しました!
実際に倒れた方を前にしたらきっと慌ててしまうでしょうが、落ち着いて機械の指示通りに行えばできることもわかりました。ただ、感電の恐れがあるので、通電の際は離れなければならないなど、注意すべき点も知ることができてよかったです。

今年の帝京大学オープンキャンパスは終了してしまいましたが、AO入試の志望動機の添削や校内見学など、事前に申し込みすれば対応していただけるそうです。この機会を逃したとしても帝京大学に興味をもったならば、帝京大学入試センターまで問い合わせてみてください!


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2012年度入試対策☆冬合宿・正月特訓 受講申込受付中!

年末年始の喧騒を離れて一歩差をつける、冬合宿や正月特訓。
時期が迫ってくるとなおさら、集中できる環境が大切です。

  年末年始は来客が多いので落ち着かない
  クリスマスや正月を楽しみにしている弟妹や家族に気を遣わせたくない
…そんなあなたは、ぜひ 冬合宿や正月特訓にご参加ください!!

アイ・メディカの冬合宿
 12/22(木)~12/28(水)

アイ・メディカの正月特訓
 12/31(土)~1/2(月)

お問い合わせ、お申込は アイ・メディカまで
 Email → aimedica@gmail.com
 TEL → 03-6661-8324

ご相談をお待ちしております。


2012年度入試説明会(東京慈恵会医科大学)体験記

8月19日、東京慈恵会医科大学の入試説明会に参加しました。
会場となった1号館までは、新橋駅から徒歩15分程度、御成門駅からは徒歩5分程度で行くことができます。
新橋駅周辺には飲食店が多くあり、昼時だったので会社員で賑わっていました。当日はあいにくの悪天候にもかかわらず、会場に空席が見られないほど多くの方が参加していました。会場の場所が分からない方もいらっしゃったのですが、付属病院の外来棟を、目指せばその向かいに会場があります。
暑さに配慮して会場内は空調も効いており、入り口で飲み物の配布も行っていました。
説明会
まず、初めに学長からお話がありました。挨拶とともに、慈恵医大が求める学生や、慈恵医大の理念についてお話しされました。
慈恵医大の求める学生:医師としての社会的責任とは何かを理解できる学生。全人的医療を行える学生。勤勉な学生地道な努力をできる学生、人の心がわかる学生。

次に卒業後の状況について、脳神経外科の教授からお話がありました。血管内手術のアニメーション映像や実際の手術の映像を用いて最先端技術について説明があり、興味深く、受験生にとってモチベーションが上がるような話でした。iPhoneとリンクした医療などもありこれからの新しい医療の形を知ることができました。
次に本年度の入試について説明がありましたが、前年度と変わらない内容でした。集団面接の内容についても、まだ確定していないので答えられないと言っていましたが、恐らく例年通りとなるだろうということでした。

そして次に、慈恵医大の生徒数人から話がありました。受験生の時の話をそれぞれの学生が話しました。それぞれ違った勉強法や入試対策を行っていましたが、共通していたのは基本的な知識を蓄え、基本的な問題をしっかりと解けるようにするということでした。個人差はありましたが、過去問に手をつけたのは11月以降という人がほとんどでした。できないものがあっても焦らず、これだけはできると自信を持てる問題を増やしていく勉強をすることが大切だと話していました。また、面接の内容についても話がありました。集団面接では、二択を問われる問題や時事を問う問題があり、医療系の問題というよりは社会系の問題が多く出された。中には、入学後に集団面接の担当教員に面接のことを聞いた学生もいました。どんなことを考えて面接をしているのかときいたところ、入試の面接官は全員医師であり、将来この人と働くことを考え、その時に一緒に働きたいと思える人を選んでいると答えたそうです。自分の優れたところをアピールできると良いと話していました。また、他の学生は、なぜ集団面接を行っているのか考えてほしいと言っていました。集団面接というのは、当たり前ですが同じ面接に自分の他に受験生がいます。他人の意見をよく聞いているか、協調性を持って自分を主張できるかということがポイントになります。

最後に質疑応答がありました。質問は、学生と入試担当員の方から答えがありました。
以下、質問とそれに対する答えです。
遠方から通うことになると思うのだが、実習の時間により遅くなって帰れないことはないのか?
→実習というのは遅くてもだいたい9時過ぎくらいに終わるので、よほど遠いところから出ない限り通うことは可能である。実際に3年生の中に群馬から来ている人もおり、その人は片道2時間以上かけてきている。
慈恵は化学が難しいというが、例えば生物物理を選択するほうがいいのか?科目によって有利不利が生じることはないのか?
→科目の難易によって選択科目を選ぶのはよくないので、自分の興味があったり、好きな科目を選択することが大切である。ちなみに、慈恵医大では科目間における得点調整は行っていないということでした。

慈恵医大はとても縦横のつながりが強い学校で、面倒見が良い学校ということでした。機会があれば、都心の大学で、6年間医学を学んでみてはいかがでしょうか!


2012年度入試説明会(昭和大学)体験記

8月14日(日)に昭和大学 医学部の旗の台キャンパスのオープンキャンパスに参加しました。
旗の台キャンパスの最寄り駅は東急大井町線または池上線の旗の台駅です。
私は、渋谷から東急東横線を使い、自由が丘経由で旗の台へ行きました。また、五反田から東急池上線に乗り、旗の台へ行くこともできるため、アクセスは良いと思います。 駅を出て飲食店の充実した商店街を抜けると、目の前に昭和大学病院が見えてきました。信号を渡り、病院のわきを進むと昭和大学旗の台キャンパスが見えてきます。駅から、キャンパスまでは5分ほどで着きました。

当日は30℃を超えるとても暑い日でしたが、とても多くの受験生や保護者が訪れていました。友人やご両親と一緒の方、小さな兄弟も一緒の家族連れもいました。
今回の入試説明会は正門を前に左へ上がったところにある、上条講堂で行われました。予約していた人は、正面玄関前の受付で資料を取り、講堂内へ入っていきます。若干名ですが予約していなかった方でも、資料を受け取り説明会を聞くことができたようでした。資料では、当日のプログラムや入試要項、過去問も配布していました。エコバッグも配布していたため持ち運びは楽でした。
説明会

上条講堂は会場は2階席まである、広い講堂でした。わたしは受け付け締め切りの5分前に会場へ入ったのですが、その時はすでに1階席が埋まり2階席も数席あいているだけで、立ち見状態の方もいましたが、係の方があとから、パイプいすを出していました。空調は入っていたのですが、会場内は少し暑苦しく感じました。
説明会の開始までの時間は、「まごころある良医を育てる“昭和大学医学部”」という約20分の昭和大学医学部を紹介するビデオが上映されていました。

まず、挨拶と、[医学部の教育カリキュラムについて]という題で、医学教育推進室長の高木康教授からお話がありました。高木教授は、アメリカと日本の医学教育を水泳に例えて比較するというお話で、卒前教育の充実をはかるカリキュラムを目指しているというお話をされていました。そのことを反映し、昭和大学では1年次の早期体験実習や、2年次の病院体験実習、看護体験実習、3年次の地域医療実習など5年次からの臨床実習前にも多くの充実した実習カリキュラムが組まれているそうです。高木教授はテンポ良く、とてもお話の上手な方でした。
約40分ほどで高木教授のお話が終わり、次は第2病理学の太田秀一教授より、[平成24年度入学試験概要について]お話がありました。前半は、昭和大学の特色についてです。、これはホームページに載っている内容とほぼ同じでしたが、以下にその内容を抜粋して載せます。
昭和大学が求める受験生
・医学を学ぶ目的意識が明確で、自ら求めて学び、努力できる人
・調和のとれた豊かな人間性と偏らない判断力を備えた人
・コミュニケーション能力に富み、他者・弱者の立場で考え、行動できる人
・地域での医療に興味を持ち、将来地域医療の担い手として活動できる人(特に地域選抜)
・1年次の寮生活を他学部性と楽しく、充実した共同生活のできる人
昭和大学の特徴
豊富な附属病院は、多くの症例に接することができ、少人数(1~4名以内)での臨床実習を可能にするという利点を持っている。附属病院の数は国交私立大学中最多である。
後半は、いよいよ気になる入試情報です。昨年一部問題の傾向が変わりましたが、今年もその変更した傾向のまま入試を行うようです。今年度の変更点は、昨年まで英数で150分、理科2科目で150分だった試験時間がそれぞれ10分短縮され 140分 になるということと、 地域医療枠の地域区分に若干の変更が出た ということでした。地域区分についてはホームページのほうで確認してみてください。

15分ほどの休憩をはさんで、次はアカペラサークルのタスマニアンズというバンドが登場しました。彼らは、アカペラの大会ハモネプで全国大会に出場した実力があり休憩時間中には4月に放送された全国大会でのアカペラを上映していました。さすがに、全国大会に出場しただけあり、とてもきれいなハーモニーを奏で、会場も感動に包まれていました。彼らは、異なる3つの学部で組まれており1年次の富士吉田キャンパスから活動しているとのことでした。ここでも、学部を超えたつながりが垣間見えました。彼らの後輩のアカペラバンドもとても上手でした。昭和大学で、アカペラに挑戦するのもいいかもしれません。
もう1つ在校生からのメッセージとして、医学部4年の新井さんからお話がありました。彼女からは特に富士吉田キャンパスでの寮生活を詳しく聞くことができました。寮生活の写真も豊富に交えての説明で、寮生活をイメージしやすかったです。6月に行われる寮祭の写真や盛んな部活動の写真もあり、楽しそうな寮生活の様子が伝わってきました。その一方、学習するスペースや友達同士での勉強会の様子などで学習面の充実も見ることができました。
説明会の最後は、小児科学の板橋家頭央教授から東日本大震災における昭和大学医療救助隊の活動報告がありました。現地の状況とともに、実際に救援活動を行って足りないと思ったことや感じたことをお話しされていました。現地では、薬が不足しており薬を調合できる薬剤師の必要性を強く感じ、そこでもチーム医療の大切さを実感し、またそれを活かすことができた、とおっしゃっていました。
以上で今回の入試説明会は終了しました。

帰りは、ちょうどお昼の時間だったので、前述した商店街で食事をされていく参加者もみられました。
次の昭和大学のオープンキャンパスは9月4日に富士吉田キャンパス行われる予定です。寮生活の様子が知りたい方は、ぜひ参加してみてください!


北里大学 医学部 オープンキャンパス

北里 北里2

7月24日 北里大学相模原キャンパスでオープンキャンパスが開催されました。この日は医学部のオープンキャンパスだけでなくほかの学部も含めて北里大学全体としてのオープンキャンパスだったのでとても大規模な開催でした。案内や見学などは在校生が主体となって運営されておりとてもアカデミックな感じのオープンキャンパスでした。
医学部説明会も開催されていましたが時間も短めで どちらかというと施設や雰囲気を感じ取ってもらうことを主としているような印象を受けました。説明会の内容としては、基本理念として
1 人間性豊かで、優れた医師の育成
2 学際領域を含む医学研究の推進
3 国際貢献の推進と地域医療への協力
4 予防医学の推進
が挙げられていました。また、医師としての自覚を育てる六年間一貫教育、基礎と臨床をつなぐ独自の器官別総合教育など教育については学生の学ぶ意欲に応えるカリキュラムを独自に考案し実践しているそうです。模擬授業では内分泌の先生がバセドウ病などの疾患についてわかりやすく講義してくださいました。
午後には、在校生との懇談コーナーや施設見学も開催され、施設見学に参加しました。
施設見学では講義で使う教室、病理実習で使用する標本や顕微鏡がたくさん設置された教室などを見学し、後半は病棟の上にある手技実習で使用する部屋も見学でき、そこではAEDの模擬実習、内視鏡施術の練習キットなどを実際に手に持って体験することもできました。とにかくキャンパスが広く、清潔感もあり学生たちもたのしそうに学園生活を送っているようです。駅からバスで少々時間がかかりますが、田舎なわけではなく不自由はしなさそうです。
次回は8月27日 相模原キャンパスで開催されます。


東京医科大学 入試説明会体験記

東京医科大学
7月23日午前 東京医科大学の説明会が新宿の東京医科大学付属病院の講堂で開催されました。
この説明会は1から4年の学生が通うキャンパスではないので、学校施設見学などは開催されませんでしたが、講堂がいっぱいになるくらい大勢の受験生や父兄の方がいらしていました。

まず入試委員の先生より、教育カリキュラムと求める学生像についてのお話がありました。
教育カリキュラムとしては
1 M1の多彩な少人数制教育
2 臓器、症例群別の学習方式
3 生きた英語教育
を挙げられていました。とくに3つ目の英語教育には特に力を入れているようで、1から4年次の長期教育 少人数制 ネイティブ講師 ONLINEプログラム と充実した内容の様です。
また、求める学生像としては、当校の教育理念である「自主性を重んじ、医学を通して福祉に貢献する人材」を基に 正義 友愛 奉仕 をスローガンとした人間性豊かな人材と云う表現をされていました。またパンフレットには
1 十分な基礎学力を持つ人
2 日々の自己学習欲が旺盛である人 
3 自ら問題を発見し解決する積極性のある人
4 他者と積極的にかかわることを志す人
5 他者の痛みを自分の痛みとして捉える事ができる人
6 自らの置かれた立場を理解し、求められている役割を自ら果たそうとする人
7 自らの意見を他者に伝えるだけでなく、他者の意見を理解できる協調性と柔軟性を持つ人
8 医療を通して国際的視野で活動する志がある人
9 公正公平な人
とあります。
推薦入試については、適正試験 面接 小論文(英語 日本語 両方)の説明がありましたが、形式の話程度でした。一般入試については今まで通りで、合格者最低点は4科目で6割以上程度との話でした。
一通りの入試情報の説明が終わり、臨床の先生の講話となりました。お話してくださったのは消化器外科の先生で、実際の画像を交えながら大変興味ぶかい内容でした。なかでも、最新外科治療技術であるダビンチシステムの話はとても印象的でした。ダビンチシステムはロボットアームを使った外科治療の機械で、今までの外科医が直接手により施術するよりも手ぶれによるミスのリスクを排除し、かつ3Dカメラによりよりわかりやすい施術を可能にすることができます。現在日本にあるダビンチシステム21台のうち3台を東京医科大学が保有しているそうです。
最後に在学中の3年と5年生から学生生活についての話がありました。現在の学校生活の内容や部活動の面白さや重要性などが中心で、充実した学園生活を送っているようでした。
次回の説明会は8月27日(土)に東京医科大学病院で開催されます。


2012年度入試説明会(東海大学)体験記


7月23日(土)東海大学伊勢原キャンパスでのオープンキャンパスに参加してきました。
伊勢原キャンパスまでは新宿から小田急線小田原行き特急約50分で伊勢原駅に到着。のどかな南口駅前のバスロータリーから出発している東海大学病院行きのバスで10分ほどです。
大学・病院までの道中は、全体に建物が低めで、遠めにぽっこりとした山並みが見え、時に栗畑もあったりするとても癒される景色でした。特に快晴であったため空が高く感じて解放感にあふれ、久しぶりにリラックスした気分になることができました。
東海大学伊勢原キャンパス3号館
敷地内のバス停で降車するとすぐ病院の入り口となっており、「オープンキャンパス」の貼り紙に沿って舗道を渡りながら進むと会場である3号館にたどり着きました。

東海大学伊勢原キャンパスOC受付 建物に入ると入り口正面が受付となっていました。大学のバッグと事前申込の記念品を受け取った後、必要な資料を自分で選んでバッグへ。
資料も教室も、医学部医学科、健康科学部の看護学科と社会福祉学科の医系3学科に分けて用意されていました。

説明会

会場となった3号館は、とても明るく清潔で、教室も廊下もトイレまで広かったです。当日は窓から心地よい風が入り、空調いらずでした。説明会と模擬授業が行われたのは2階の広い教室でした。
ご説明くださったのは 普段は東海大学病院で現役の脳神経外科医として勤務しながら教鞭をとる、ご自身も東海大学医学部を1988年卒業された教育計画部の継(つぐ)先生です。
東海大学医学部説明会・模擬授業会場  学生入場前の会場
■東海大学医学部では卒業者の99%が臨床医となっており、まさに医師を育てる大学と言っても過言ではないそうです。ただし、医学部を卒業しても医師国家試験の受験資格が得られるだけであり、国家試験に合格して初めて臨床医となることができるのですから、そのための教育・バックアップを大学が全力でサポートするのだそうです。
豊かな人間性、社会性を備え、知識・技能・創造性に秀でた良医の育成をめざす
というカリキュラムポリシーのもと、1988年から設けられた教育計画部で、教育カリキュラムや環境などを整え、さまざまな取り組みを行い、常に医学教育改革を進めているのだそうです。
■医学部カリキュラムは、その学年ですべて用意された単位を取得するのが必須で、取りこぼしは認めず、4年次までに医療知識をすべて修めて5年次からは臨床実習だそうです。そう、東海大学でも平成17年からCBT OSCE(共用試験)をスタート、これをパスしないと5年になれないのですが、東海大学ではこの試験での落伍者はこれまでに一人もいないそうです!!
■ご紹介いただいた主な各学年次のカリキュラムの特徴です。
【1年次】人間関係学1として接遇マナーを身につけるべく、航空会社のキャビンアテンダントやNHKアナウンサーによる言葉遣いやマナーの研修を行います。自己紹介をVTR撮影し、それを教材に姿勢や服装、話し方、言葉遣いなど検証しながら徹底して行っていきます。
付属病院で3週間、個別体験学習があります。診察の医師や看護士はもちろん、事務や基礎研究室で細胞診のラボまで、さまざまな部署のスタッフについて歩き、現実の医療に関わるあらゆる仕事を体験します。また、医療行為はできませんが、初期病院研修として夜勤や救急救命センター、ドクターヘリで患者を移送する現場も経験します。
個別体験学習や初期病院研修は付属病院併設の東海大学だから可能な研修です。できるだけ早い段階で「医師」というものをより現実的に受けとめてほしいがための取り組みだそうです。
【2年次】人体解剖学を学ぶのは2年次です。また、人間関係学2として福祉施設などの現場に赴き、家族以外の世代の違う人々とのコミュニケーションを学びます。
【3年次】人間関係学のより発展系として、医師としてのコミュニケーション能力を身につけるために患者役を相手にクリニカルコミュニケーションを学習します。
【4年次】とにかく机にかじりついて、知識を叩き込みます!!CBT OSCE(共用試験)合格必須です!
【白衣授与式】CBT OSCE合格でいよいよ臨床実習。白衣授与式では付属病院長が一人一人に白衣を羽織らせてくださるのだそうです。
【5年次】いよいよ臨床実習が始まり、15のグループに分けた診療科を各1~4週間かけて巡回、チーム医療の一員として診療に参加します。知識だけではなく、基礎診療技能や現場での判断力、思考力、またコミュニケーション能力など、医師として求められる素質を養い、現場で活躍できる人材を育成するのがクリニカルクラークシップです。生命を預かる医師になりたい人のための学部ですから、なるべく患者さんと接しての実習となります。
【6年次】5年次の終わりに選抜され、NYメディカルカレッジを筆頭にUK、デンマークなど
海外4校への留学チャンスもあります。
カリキュラムに関しては、HPでも詳しく紹介しているようですので参考になさってください。
http://www.u-tokai.ac.jp/undergraduate/medicine/index.html
■入試情報
今年度から大きく変更になったのは下記4点だそうです。
一般入試の定員を10名増の60名
一般入試の二次試験に小論文と面接を採用、人物重視の二次試験へ
一般編入の定員を10名減の30名
学費を約400万円減額(6年間の学費)※追加(寄付金)などは一切ナシ
東海大学医学部は編入の学生が多いという特徴があるそうです。学内他学部で学んだ後 医学を志す方、他大学や社会人からの編入試験受験者など様々なようですが、概して他での経験や年齢的なことや志の強さからか、リーダー的存在になってよい意味でクラスやグループを牽引することが多く、一般編入の定員10名減は継先生個人的には残念な決定だそうです…。

東海大学医学部生の医師国家試験の新卒合格率は例年おおよそ90%!
先生は「ここまで頑張っていればたいていうかる。ただし、国家試験予備校ではない。あくまで良医を育成するための医学部であると我々は考え、教育を行っていきます。」と締めくくられていました。

学生との懇談

説明会は終了し、模擬授業までの時間を個別面談、学生との懇談、キャンパスツアーと自由にすごすことができましたので、人気で混雑していたキャンパスツアーは後回しにして、地下食堂での学生との懇談に向かいました。
途中の廊下にクラブ活動の報告や勧誘のポスターも掲示されていました。
クラブ活動   地下学生食堂で軽食☆
階段を下りて地下に向かいました。地下といっても明るく中庭もある空間で、食堂の中に丸善書店もありました。
食堂入り口でトレーを渡され、サンドイッチやおにぎり、飲み物だけでなく、デニッシュやクロワッサン、ショコラケーキ、オレンジケーキ…などなど、自由に選ぶことができ、つい欲張っているとスタッフの学生さんが「食事をしながら一緒にお話しましょう」と声をかけてくださり、他の参加者と一緒に懇談、現役医学生おふたりと他の受験生のお話を聞くことができました。
看護学科から学内編入した女子学生さんと他大学医学部からの再受験の男子学生さんだったため、他の学部や大学との比較してのお話で興味深いものでした。他の学校と違う点の例として話してくださったのは、
◎先生方がスーツや白衣でキチンとされていて(なかにはジーンズ姿で若々しい先生もいらっしゃるそうですが)みなさんスマートで格好いい【人間関係学のお手本!】
◎生活や学業で心配はないかとても細やかかつ程よい距離感で面倒を見てくださる【教育計画部の取り組み】
◎前の学校では入学しても受験勉強の延長でしかなく机上の授業ばかりでゲンナリしてしまったが、1年次から医療の現場に接することができて医学生としての自覚を持ち、モチベーションをアップすることができた【個別体験学習・初期病院研修の効果】
と言葉遣いを気にしながらも活き活きと話してくださいました。
一緒に話を聞いていた高3生の参加者は「親の仕事を手伝いたくて、医療工学の資格もほしいので湘南キャンパスの(工学部)医用生体工学科を目指し、学んで欲しい資格を取得してから医学部に編入したい」とビジョンを持って説明会や受験に望んでいる様子に感心してしまいました。「個別相談で具体的に相談すべき、頑張って!」とみんなで応援してしまいました。

キャンパスツアー

■懇談を終えるとちょうどキャンパスツアー3グループ目の出発時間でした。
やはり編入学だというスタッフ学生さんの案内で出発、土曜日で外来は休診のため病院施設の一部まで見学することができました。
東海大学伊勢原キャンパス2号館 ■伊勢原キャンパスは1号館が医学部、3号館が健康科学部、2号館が広い講義室や武道場に健診センターなどがある建物で、5号館が2005年に新築した付属病院(2005)だそうです。2号館の隣にはドクターヘリの発着場が2面あり、1日1件は出動があるそうです。 白に赤ラインのヘリがチラッとみえるでしょうか?
■5号館の付属病院は病院の職員の方に案内していただきました。東海大学付属病院は特定病院のため緊急を要する重症の患者さんが多いため、入り口の待合いスペースは4階までの吹き抜けにして、少しでも気分を上向きにしてもらおう、リラックスしてもらおうというコンセプトで設計してあるなど説明を受けました。それで院内も清潔で明るく、広めのスペースなのかなと思いました。
特別に診療室の中も見せていただきました。ここで診療の様子を研修したりするのだなあと実感することができました。
■5号館ができるまでは1号館が付属病院だったそうで、医学部は病院のスタッフや患者さんの邪魔にならないよう気遣いながら限られたスペースしかなかったのだそうです。今では1号館として図書館やゼミ室、視聴覚室も設備があり、5年次からは元病室を勉強のための個室として割り当ててもらえるそうです。新しい印象のほかの建物とは違い、医学部のある1号館は昔ながらの病院といったカンジで天井が低く、少し圧迫感のある建物ですが、図書館などでは夏休みなのに多くの学生さんが勉強されていました。

模擬授業

大急ぎでキャンパスツアーを終え、会場に戻って模擬授業を受けることができました。
盛先生の心臓の授業は、難しいけれど心臓の仕組みや心電図、心臓病の見分け方がとてもわかりやすかったです。
余談ですが帰りの伊勢原駅ホームで先生をお見かけしてご挨拶し、授業のお礼をいうことができました(笑)体験授業のためだけに登校してくださったのかもしれませんね。

とても多くの体験で、東海大学医学部の雰囲気を少しばかり感じられたように思います。
先生方はもちろんですが、青いおそろいのスタッフポロシャツを着た学生さんの姿勢と態度、マナーのよさがとても印象に残り、好感を持つことができました。
夏休みの間にまだ何度かオープンキャンパスは行われます。興味を持った方は是非伊勢原キャンパスへ!!